最近の読書傾向として、カウンセリングに関する書籍が増えてきました。
お客様の求める所がどこにあるかを知るために、どうしても心理学的な面からのアプローチが必要ではとの考えからです。
”リーガル・カウンセリング”と呼ばれている様ですが、まだ関連する書籍を読み始めたばかりで、理解できていません。
日本行政書士会連合会の新入会員研修では、この”リーガル・カウンセリング”の研修があるそうですから、行政書士会も注視しているのだろうと思います。
私自身の経験では、どのような技法で相手の話を聞くのかも大切だと思いますが、話を聞く立場である、私自身の心の状態によって、相手の話すところ...はっきり言えば、本心・核心部分を話していただけるかが、違ってきていると感じています。
簡単な例では、相談する相手である私が、せかせか、カリカリしていたら、果たして相談者は相談する気持ちになるでしょうか?
...私でしたら、「また今度」と言ってしまうと思います。
また、相談者の話を聞かずに、私が自分自身の意見を押しつけるだけでしたら、如何でしょうか?...やはり、「また今度」と言ってしまうと思います。
結局、相手の話を聞き、相手に核心部分の話をしてもらうには、話し相手となる私自身が、”今日は少しボーっとしている”とか、”少しイライラ”とか、自分自身の心の状態(ご機嫌!)を、少しだけ意識している必要があるように思っています。
私自身の思いと、一般に言われている”リーガル・カウンセリング”が、どのように交差するものかわかりませんが、様々な図書を読んでみたいと思います。