しばらく前の事ですが、インターホンが鳴って「近くで工事やってるもんですが、お宅の屋根壊れてるんで、せっかくなんで、直しますね。」

 インターホンのテレビ画面には、頭に鉢巻き姿の、屈強な身体つきの男性が、少し離れたところから、屋根を見ています。

 その後、何度もインターホンを鳴らされ、ひつこく言われましたが、丁重にお断りしました。

 ところで、我が事務所、このホームページでは書いていませんが、行政書士の主力業務の一つであるである建設業許可も、やっていて、様々な業種の建設業者様には、日ごろから大変お世話になっています。

 で、心配性の私は、建設業許可でお世話になっている、建設業許可の屋根工事業許可を持ってる会社の社長に電話しました。

 社長に事情を話したら、「わかった、ちょと行くわ」と。

 ものの一時間としないうちに飛んできて来れ、屋根を点検し、「全然壊れていない。最近、壊れていない屋根を壊して、金を取るのがいるんだよ。」

 「だいたい、今時、鉢巻きなんてしないぜ、普通、○○だぜ」。私、「確かに、○○ですよね」。

 詐欺だと、頭でわかっていても、強く言われると不安になる。高齢者だったら、なおさらですね。

 行政書士やっていて、良かったです。