このところ、”子供のいない夫婦の遺産相続”と言うことで、ご相談を頂くことが多くなっています。

相続関連知識の普及とともに、自筆証書遺言をされる方が増えたことがありますが、夫婦の年齢が遺言書を必要とする年代になってきたのだと思います。

私の事務所では、子供のいないご夫婦の遺言書の作成を数多くサポートさせて頂いていますが、遺言書を作成する動機についてお尋ねすることがあります。

その動機のなかで一番多いのでが、「夫に変な兄弟がいるから!」という理由です。

その”変な兄弟”というのが、具体的にどう変なのか迄はお尋ねしませんが、お聞きしている限りでは、なかなか深刻な場合が多いようです。

先にも書いていますが、ただでさえ兄弟姉妹間の遺産分割協議は困難なうえ、たとえ配偶者が主要部分を相続するとなると、夫の兄弟姉妹と遺産分割協議をして、実印をもらったり印鑑登録証明書を頂くというのが、なかなか大変で、そんな心配を解消するために、遺言書を書かれるというか、奥様がご主人に遺言書を書いて欲しいと頼んでいるのだと思います。

ご主人からすれば、「仕方が無いから、書いてやるか?」って事になるのかも知れません。

ただ、忘れてはいけないのは、必ずしも奥様の方が長寿だという保障はなく、奥様が先に死亡され、奥様に相続財産がある場合は、遺言書が無ければ、遺されたご主人は奥様のご兄弟・姉妹に実印をもらいに歩くようになります。

ご葬儀の後、ご自宅のタンスのなかから、奥様の隠し財産?を発見しても、遺言書が無い限り、オレが渡したお金だと銀行で粘っても、ダメと言われます。

...ですから、ご主人も、遺言書については他人ごとではないのです。

さて、弊事務所の新サービス ”遺言相続の在宅訪問相談「リアル」”(有料相談)を始めました。

これは、私が遺言予定者様のご自宅に伺い、遺言書の細かい部分までご相談を頂くことの出来る新サービスです。

まずは、「リアル」でご相談を頂き、”遺言公正証書作成サポート”などをご検討されることをお勧めしています。ご依頼頂いたとき「リアル」の相談料が無料になりますので、無駄がありません。

詳しくは=>[てるてる行政書士事務所]
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