cspl010-s相続手続きの話しで、聞こえてくるのが、相続手続きが終わるのに2年位掛かったって話しと、お金が凄い掛かったって話しです。

実際、2年という期間の中身を詳しく聞いていないので解りませんが、相続人ご自身の気持ちが落ち着く時間も含まれているように感じます。

費用も、ケース毎に異なるので何とも言えないのですが、一般的に数万円で終わるような話ではないと思います。

それに、葬儀の精算などをしながら、各名義変更や保険などの手続きを進めて行くのですから、確かに大変ですね。

そんな事からか、私の事務所では、以前は遺産分割協議書の作成などの書類作成が主だったのですが、現在では、相続人の方に同行して銀行に行ったり、役所に行ったりとする方が、多くなっています。

人によっては、「自分は忙しいので、小川に全部任せるから行ってきてくれ」と、言われる方もいらっしゃるのかも知れませんが、事前の下調べと打ち合わせを終えた後、お客様のご要望のほか、金融機関等での本人確認等を行う場合でも、同行しています。

もちろん、戸籍や除籍、不動産の調査などは、全て小川の方で事前に調査しますし、代理人として各手続きを進めることもしています。

...で、あっちに行ったり、こっち行ったりするので、その結果、お客様とは何度も々もお会いする事になります。

その方が、お客様の満足度が高いし、お客様がご自分で手続きを終えたという実感や満足感のようなものがあるようです。

必ずしも、私の進め方が良いかどうかは解りませんが、経験的に、お客様から「後は良きに計らえ...」と言われても、行き違いが有ったり、上手くいかないケースの方が多いように感じてきました。

しかし最近では、メールを利用することで、相当程度の意思疎通も可能となり、お客様のご要望により、また社会情勢の変化により、様々なケースが出てきていますので、ケースバイケースだと思っています。