相続
相続手続き4(戸籍謄本の調査収集2)
戸(除)籍謄本を取得するために役所に行ったところ、「保存期間経過により、ありません!」とか言われる場合があります。 戸籍調査では、一番新しい戸籍(死亡した人が記載されている戸籍)から古い戸籍へと、順番に取得しますが、たま […]
相続手続き3(戸籍謄本の調査収集1)
遺言書がなくて遺産分割協議をする場合、遺言書があっても公正証書遺言でない場合は、相続人を確定するために、戸籍簿の調査収集をする事になります。 一般に戸(除)籍簿謄本は、相続人については戸籍簿謄(抄)本、被相続人については […]
相続手続き2(検認手続き)
公正証書遺言を除く遺言書の保管者または、これを発見した相続人は、相続の開始を知った後遅滞なく、相続開始地(被相続人の最後の住所地)の家庭裁判所に、検認申立の手続きをする必要があります。(民法1004条1項、同条2項、家 […]
相続手続き1(遺言書を捜せ)
相続手続きで、一番最初にやる事は、遺言書の有無の確認です。 相続人や受遺者、遺言執行者がいればその人が保管をしているかも知れませんし、遺言書の存在を知っている人がいるかも知れませんが、それでも解らなければ、家中の有り […]
戸籍謄本の取り方の工夫
相続手続きとは、切っても切れない戸(除)籍謄本ですが、被相続人(死亡した人)のものは、生まれた時(12才程度からでもOKの場合があります)から、死亡時までのものが、全て必要になります。 これは、相続人を確定するために […]
遺言したけど売っちゃった!
先の記事の”遺言を変えたい!”では、遺言をした後で、更に遺言をしたときには、どうなるのかを考えました。 では、遺言した後で、遺言内容に抵触する行為をしたとき、例えば、「長女のAさんに、甲土地を相続させる」とあるのに、 […]
検認したはいいけど?
自筆証書遺言の場合、遺言書の保管者、遺言書を発見した相続人から、家庭裁判所に検認の申立てをしますが、遺言書の内容が、必ずしも申立人に有利な内容だとは言えない場合もあります。 たとえば、長男が遺言者から「遺言書をあずけ […]
放棄したのに!借金取りが?
ある日、ある時です 先日、相続を放棄したのに、父の債権者という人がきて、借金も財産のうち、すぐに払えって言うんです。 父の財産は、兄がすべて相続し、その代わりに兄が借金全額支払う約束で、兄が持ってきた書類にハンを押 […]
死亡したとみなされる日?
先の記事でも書きましたが、相続が開始した日によって法定相続分とかが変わるから、その日がいつなのかは重要です。 相続が開始した日ってのが、死亡した日(心臓の停止)っていうのは解る、でも”死亡したとみなされる日”ってのは […]
どちらの花子さんでしょうか?
ある日、ある時、高齢の女性の方が自筆証書遺言をお持ちになったとします。 聞くところでは、ご主人が残された自筆証書遺言とのこと、すでに検認も済まされていて、遺言執行が可能な状態です。 ざっと見たところ、拝見させていた […]