「遺言書作成の現場でも、明るく」.緊張感が必要な真剣な時に、何を言うのかと思われるかも知れません。
しかしながら、公証役場で署名押印をする段階では、遺言書の内容は当然のこと、遺言者とは十分な打合せも終わっていて、あとは公証人の面前で遺言書の内容を確認しながら、最後に署名押印の作業をするのみで、遺言者は、ある意味、スッキリとした気持ちでいられる方も多く、なるべくリラックスした雰囲気に持って行く方が、全体がスムーズに流れる様に感じているからです。
適度な緊張感は必要ですが、添っている専門家が怖そうな顔をしたり、難しそうな雰囲気を作り出す必要など全くありません。
遺言書作成の現場に立ち会わせて頂き、人って大きな決断をした後、顔の表情が穏やかになる方が多いと感じていますが、担当させて頂いた私も、本当に良かったという充実感で一杯になります。