最近、「今、何々の先生にこんな事をお願いしているのですが、どうなんでしょうか?」みたいな相談が増えてきました。 

 既にその道の専門家に依頼してあるにもかかわらずです。

 多くの場合は、既に事件処理が進んでいる事もあり、相談者の不安なお気持ちをお聞きしたり、一般的な手続きの流れをお話ししたりで終わりになってしまうのですが、たまに変なのとうか、その専門家は本物の専門家だろうかと疑いたくなる時があります。

 もちろん、たいした資料もなく相談者の一方的な話だけですから、どれだけ正確な話かもわかりません。

 実際に受託して、一生懸命に仕事をしている側にしてみれば、俺の苦労が解らないのかと、頭にくる話だとも思います。

 しかしながら、相談者にしてみれば、その専門家に対して直接言えないような不満というか、不信感が有ることは確かだろうと思います。

 先日テレビで、医療関係の情報公開の番組があり、登場した医師から”個人医院で出来ることを考えたとき、徹底した情報公開により、患者さんからの信頼を頂くことだ”、という趣旨の言葉がありました。

 以前、風邪をこじらせて入院した病院では、私が望めば納得のいく治療を受けるために、主治医以外の医師からの意見(セカンドオピニオン)を聞くことができ、他の医師、また他の医療機関で診察を希望される場合は、診療情報提供書や必要な資料を提供すると言われました。

 果たして、我らが行政書士を含め、法律の専門家という人達が、そこまで出来るだろうかっていう思いもありますが、冒頭にも書きましたように、専門家側の都合とは関係なしに、お客様の方ではドンドン専門家のチエックをしているわけですから、いずれ正式な制度として、セカンドオピニオンを認めざるを得ないんだろうと思います。

 信頼される為には、何をどうすべきなのか、そして行動しなければ!

【てるてる行政書士事務所】