年末の忙しい中でしたが、今日の午後は、神奈川県行政書士会主催の相続研修会に行って来ました。

 今年最後の研修会で、内容が実務直結型の相続についてという事もあり、会場は満席状態でした。

 講師の方は、私とも個人的な親交のある行政書士・司法書士の方でしたが、経験した事例をふんだんに盛り込んだ講義は、なかなかの内容のものでした。

 特に印象に残ったのは、相続開始前における遺留分の放棄(民法1043条)の事例で、実際の事例もほとんど無く、非常に勉強になりました。

 行政書士会担当者より、来年は、行政書士の能力担保という話が頻繁に出てくるという話もあり、別の担当者からは、「将来的には、簡裁認定司法書士と同様に、一定の研修等を納めた行政書士だけが、ある特定分野の業務をする事が出来るようになるのでは」、という話もありました。

 いずれにしても、日々の研鑽が重要ですね。

【てるてる行政書士事務所】