先日、NHKテレビで「遺品整理会社」のことを放送していました。

「天国へのお引っ越し」、優しい言葉だなぁ~と思いました。

 以前、友人と、私の仕事のことについて話をしていたとき、友人から「おまえの仕事は、遺産整理をしながら、遺された人の”心の整理”をしてるんだよな!」と、言われました。

 相続というと、どうしても”お金”の話がメインになりがちですが、それは、ひとつの結果でしかないように感じることが多くあります。

 人によってはテンポ良く、また、ある人は程度の時間を掛けながら、遺産整理をしながら、心の流れを整理してゆく。

 何年もの間、出来ずにいた相続手続きでも、少しづつ進み、それが形になっていくにつれ、遺された方々の心が元気になってゆく。

 先の「遺品整理会社」の担当者が、遺品の受け取りを拒否する娘に手紙を書き、その娘から手紙を貰う...若い社員が「こんな、仕事がしたいんだ」。

 綺麗事だけで済まないのは、百も承知していますが、私も、そんな仕事がしたいと、思います。

[てるてる行政書士事務所]