先日から読んでる「ハゲタカ」(真山 仁 著)ですが、2000年頃を舞台にした、下巻に差し掛かった所で止まっています。 

 当時のニュースで話題になった、幾つもの金融機関を思わせる名前が、次々に登場していて、債権や株式を利用した企業再生へ進むようです。

 明日10月1日から、郵政民営化で、超巨大銀行の登場となるとの事ですが、金融小説の「ハゲタカ」を読みながら、元はといえば、一人一人の僅かな貯金や、年金、退職金など、庶民の身近なお金があることを、忘れないで欲しいと思います。

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 話が飛びますが、郵便局の相続手続きと言えば、時間が掛かるというのが、実際です。

 近くの郵便局に行き、所定の様式で申し込んでから、10日程度してから、事務センターから更なる所定の様式が送られてきて、その申請をしてから、更に1~2週間、時には1ヶ月以上も掛かっていました。

 いわゆる都銀クラスの金融機関ですと、早いところですと、数日で資金送金まで終えるところがあります。

 いつか、郵便局が、それこそ「ハゲタカ」の餌食にならなければと思います。

[てるてる行政書士事務所]