読めない遺言書

 以前にも書きましたが、とりあえず自筆証書遺言書を書いておいて、時期が来たら公正証書で遺言書を作成し、このとりあえずの自筆証書遺言書を使えたといった事を書きました。

 随分と前にも書きましたが、この自筆証書遺言書は、要件が整っていないと無効になるよいう他に、”読めない” と言うことがあります。

 過去に、この”読めない”ってところで、無効になるケースが何件もありました。

 健康な時に書く分には、ちょんとした読める文字で書けると思うのですが、病気など何だかの事情で、文字がちゃんと書けない場合があります。

 病気の時や、差し迫った時に、ちょんとした読める文字で、きちんとした意思表示をするというのは、結構大変な事だと思います。

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 この様な遺言書を読む時は、遺族の方と一緒に読むときが多く、「この文字は、こう読むんじゃないの?...そうだそうだ!...違うよ、こう書いてあるよ...これ私の名前だよ」...だとか話しながら読みます。

 こんな時の遺族の方の心境は、文字に表せないものがあると思いますが、実務的には、こんな事をしながら、遺族の方々から色々なお話を伺い、一つ一つの手続きを進めて行きます。

 ....あっという間に2時間が経ってしまいます。

[てるてる行政書士事務所]