先日、「FREE <無料>からお金を生みだす新戦略」(クリス・アンダーソン)という本を購入したので、読み始めました。

 ネットの社会にいると、この”無料”というのが普通になっていますが、常識から考えれば、本当に無料であれば社会が成り立たないわけで、どっかが”有料”なハズです。

 広告収入があるから”無料”なんだという答えが返ってきそうですが、本当のところ、どうなんだろうという所に興味をもって、この本を購入しました。

 現在、ネット上に様々な情報が、”無料”で流れていますが、 先日、ある公証人と話したところ、「ネット上に様々な情報が流れているが、自分からみると、到底公正証書として作成できないような内容のものを見かける」と、言われていました。

 私自身も、業務のなかで、「ネットにこう書いてあるので、この様にお願いします」との依頼をいただき、「それは、お請けできません」と、お返事したことがあります。

 私は、「タダより怖いものは無い」と親から教わってきた世代なので、ネット上の無料の情報によって行動した結果、何らかの損害が出ても、自己責任という解釈をするかも知れませんが、このあたり、今後どうなって行くのだろうかと思います。

 ...で、「無料でお金が生み出るのなら、この本こそ無料で配布して、内容が正しいことを証明すれば、よかったのでは?」というのが、読み始めのところでの感想です。

 ...でで、この本、最初に電子版を無料で配布していたそうです。

 頭をクリアにしながら読みたいと思います。

[てるてる行政書士事務所]