9月最終日、朝から外出、午後は会議で、あっという間に一日が終わってしましました。

 10月初日の明日は、中距離の出張予定で、一日掛かってしまいそうです。

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 さて、遺言書を作っておけば、遺言者の思うような効果が発揮され、遺留分の問題を除けば、全てに満足がいくようになるのか?というお問い合わせがあったとします。

 書店等でも、遺言書さえ作っておけば、全てがOKとも読めるような書籍も多く出版されていますが、実際のところは、相続時のトラブルを回避するには、どうすれば良いのか?と言えば、結局のところ、普段の行いというか、良好な家族関係が持てるように、日々の努力(心遣い)をするとしか言えないだろうと思います。

 じゃぁ、高価な費用をかけて、遺言書を作っても意味がないのでは?という事になりますが、万能の効力はなくても、遺言者の意思を通すための大きな効力はあります。

 例えば、よく言われている、子供のいない夫婦で、夫婦の財産形成に、何の寄与もしていない夫の兄弟から、妻が財産を守るには、遺言書の効果は絶大です。

 ただ、その場合でも、自筆証書遺言書を作成する方は増えていますが、遺言書作成自体にかかるトラブルや、金融機関等での手続きを考え、多少の費用が掛かっても、後のことを考えると、遺言公正証書の作成をお勧めします。

[遺言相続.jp てるてる行政書士事務所]