「火葬場より。女子大生のしみじみノート」(山口奈津江 著)を、読みました。

 著者の女子大生がバイトで、葬儀社から火葬場に派遣され、その日々をブログに書いた物が、書籍となって発行されたものだそうです。

 図書館で借りてきて、あっという間に読み終わってしまいましたが、内容には、共感するところが多くあり、特に、幽霊が出た~ってところに、共感しました。

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 私の仕事では、亡くなられた方と、直接的な面識がある事は少ないのですが、整理する書類の筆跡などから、その方のお人柄を想像することがあります。

 夜中に、遺された書類を読みながら、綺麗な字だなぁ~とか思っていると、幽霊と言っては失礼かも知れませんが、誰かが背中にいるような感じがしたりすることがあり、背筋が寒くなった事もありました。

 ...こんな時は、心の中で、「一生懸命に、手続きを進めますから」とか何とか、自分でも訳の解らないことを言いながら、気にしない、気にしない???...って感じで仕事を進めます。 決して後ろは振り返りません。

 ...背筋が、ぞ~っ!!! ...寒。

 きっと、旅立たれた方の想いというか、そういうものが、遺された物に残っていたりするのだろうと思います。

 相続の仕事、重たく感じることが、たまにあります。でも、やっていて良かったとも思う。

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