改葬するための準備として、埋葬されている方を特定する作業があります。

 現地に行き、墓石などから名前(俗名)、戒名、没年月日などから、埋葬されている方を特定するのですが、肉眼では文字が読み取れないこともあり、拓本用紙と墨を使うなどして、拓本のようにして文字を浮き上がらせて判読します。

 これには、いくつかの方法がありますが、専用の文字複写カーボン紙を使い、文字を浮き上がらせることもあります。
 この用紙は、他に用途もないことからか、お値段が数千円しますが、簡単に使えて便利です。