遺言や相続の仕事、私が呼ばれる時は、知識や経験を基にした事務手続き...ちょっと堅い表現ですが..を依頼されるということで、それに関連する話の時間が多いはずですが、実際は、1時間以上に渡りその方の人生を振り返ってみたりで、本来業務にかけた時間は最後の5分足らずってことは、よくある事です。

そんな時に、ついつい言いたくなることが言葉が、「お気持ちは解りますが....」って言葉です。

私が、「お気持ちは解りますが....」って言葉を使いたくなる時は、そろそろ何かを決めないといけない頃合いになっているのに、お客様が決断が出来ずにいるときに、決断を促そうとする時です。

ある人は、「プロなんだから、言うのが当然」と言うし、実際にそんな事を言われた人は「言われて、すごい頭にきた」と言うし、状況や場面によって、なかなか難しい言葉です。

時期が熟さない時にうちに言ってしまうと、「あんたの急ぐ気持ちはわかるけど、私の気持ちは、まだ煮詰まっていないからマダよ」って言われるのがオチです。

言葉を裏返してみると「お気持ちは解りますが」ってのは、「私自身の..お気持ちを解って頂きたい」なんだろうと思います。

前後関係もありますが、この「お気持ちは解りますが...」って言葉..なかなか言えない言葉だと思っています。

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てるてる行政書士事務所では「聞く耳倶楽部(心の傾聴サービス」を始めました。
これまでの、遺言や相続手続きでの経験を活かした、新たな取り組みです。

いま現在、私がぼつぼつと一人で始めましたので、正直、まだまだの所がありますが、「子供に、遺言を書いて欲しいと言われたが、なかなかその気持ちになれない」「遺産分割協議書にハンコを押してくれっていわれたけど、時間が止まってしまっている様だ」...などなど、わずか10分のお話だけでも、お気持ちが楽になればと思います。

お支払いも、会話終了後のお支払いですから、心配無用です。

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