私の所属する、NPO法人成年後見・遺言相続ハートセンターでは、会員向けに「相手の心を察するには」(リーガルカウンセリングの基礎)と題して、旭化成マラソンチームのメンタル面を担当したり、大企業経営者の心のメンテナンスを担当されている、臨床心理士の三橋乃梨子先生を講師にお招きして、研修会を開催することになりました。

リーガルカウンセリングの研修会というと、日本行政書士連合会が行う新入会員用の中央研修で講座があると聞きますが、私自身は出席したことはなく、書店でそれに関する書籍を探しても、数冊程度のようですし、実務的な話しとも思えませんので、どんな話になるのかもわかりません。

じゃぁ何でで??開催するのって言われれば、単純にいえば、私たちが相談者・依頼者に法律知識やを提供するといったって、相手が何を相談したいか、何を話したいのか?、何を聞いて欲しいのか?・・相手の気持ちがわからなければ、本当に求めるものが何かがわからなければ、話をするほうも。されるほうも、ハッピーになれないのでは??ってことが基本にあるからです。

私自身も、あっちこっちの相談会に相談員として参加させていただいたり、日常業務のなかで様々なお話をいただいていますが、せっかく訪ねてきていただいた方に、十分な対応が出来なかったと感じたこともありましたし、同業者を含めた専門家に対して厳しい指摘のお話を頂くこともありました。

もちろん、一方の話しか聞いていなかったり、なかなか難しい内容を含んでいて回答の難しいと思われるものもありますので、一概にどっちがどうこうと言うつもりはありません。

それでも、ここは一旦、話を聞く立場の人間が冷静になるためにも、普段は馴染みの薄い心理学の専門家の話を聞き、違った視点を知ることで、結果として双方がハッピーになれるチャンスが増えるのではと思い、このような研修会を開くことにしました。

普段は全く縁のない分野の方のお話を聞くというのは、わくわくという気持ちと、つまらないのではという気持ちが、押し合いへし合いしていますが、このブログを書いているぐらいですから、楽しみにしているのだろうと思います。

ただ、残念ながらこの研修会は、上記NPO法人の会員向け研修会で、開催も直近となっていますので、会員の紹介がない限り、一般の方の参加は出来ませんので、ご了承ください。

てるてる行政書士事務所]
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