随分と古い話ですが、NECのPC-9801が全盛の頃、「井戸端会議」というチャットソフトを使って、ビールを飲みながら、よなよな文字入力に励んでいたお陰で、最近耳にする、リモートワークとか、リモート会議とかの言葉を聞いても、このチャットに声と画像が付いた位の感じで聞いていて、昔の応用編位に思っていましたが、web会議のシステムを調べると、随分と進んでいるもんだと感心しました。

 一番最初に聞いた名前が「zoom」、その次が「v-cube」、それぞれに良いところがあるのですが、私個人が使うとすれば「zoom」、一定規模以上の組織で使うとすれば、運営会社の出所が分かっていて、日本国内で導入実績が多い、後者になるような気がします。

 ただ、私自身、そんなに使ったこともないので、各社のホームページ上の宣伝文句を鵜呑みにした前提です。

 もう一つの驚きは、ぼろ隠しというか、カメラの背景を入れ替えるクロマキー技術の進歩で、「zoom」の方は、背景に緑色などの布地が無くても、好きな画像や動画を背景に出来ます。ただし、ある程度のマシンパワーが必要とのことです。

 クロマキーのソフトは、数種類あるそうで、私も試してみましたが、i5のデスクトップPCはOKでしたが、ノートパソコンではパワー不足で使えませんでした。

 この新型コロナウイルスのお陰で、リモートなんちゃらが流行ですが、喉元すぎれば何とかで、終わってみたら、あんまし使っていないなんて事になりそうな気もします。

 結局は、個人や組織の進み方というか、危機意識の話かも知れませんね。